J Neurosci. 2010 Mar 31;30(13):4767-75.
Functional significance of striatal responses during episodic decisions: recovery or goal attainment?
Han S, Huettel SA, Raposo A, Adcock RA, Dobbins IG.
タイトルだけだと意味がよくわからず。
記憶想起は典型的な目標指向的行動で、強化や動機づけプロセスによって影響を受ける。線条体活動は記憶想起中において顕現するが、その機能は未だ不明。なぜなら典型的な記憶パラダイムは動機づけをコントロールしていないから。この研究では、パフォーマンスにリンクした金銭的報酬の有り無しで再認中の線条体活動をfMRIで測定している。インセンティブなしでは古い記憶に対する背側線条体活動が新しいものよりも大きかった。それに対して、潜在的に報酬が得られるかどうか、またフィードバックがあるかどうかに関係なく、線条体の活動は認められた模様。この結果は再認課題中における線条体活動は金銭的報酬を受けるかどうか、認知的なフィードバックがあるかどうかには関係なく、目標に到達できたかどうかに協力に依存していると著者らは主張している。
0 件のコメント:
コメントを投稿