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2011-06-20

デフォルトモード安静時結合の強度は子供における白質の完全性と関連する

Strength of default mode resting-state connectivity relates to white matter integrity in children.
Dev Sci. 2011 Jul;14(4):738-51
Authors: Gordon EM, Lee PS, Maisog JM, Foss-Feig J, Billington ME, Vanmeter J, Vaidya CJ

DMNを発達の観点からみた模様。9-13歳の拡散強調画像と安静時機能的MRIを測定。ICAで安静時ネットワークを同定。MPFCとPCC間の結合が帯状白質路の成熟と関連するかどうかを検討している。さらに,実行制御ネットワークの両側のLPFC間の白質路の成熟と関連しているかどうかも検討。MPFC-PCCの結合と帯状白質路の成熟は正の相関し,さらにこの関係は年齢によって調整されていた。一方で両側のLPFCの結合性と白質は関連が認められなかったが,認知処理の速さ,流暢性などとは関連がみとめられた他模様。DMNは特に思春期に成長するのだろうか? 自己意識の絡みから考えると発達心理の人たちが興味をもちそう。

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