ページ

2010-03-26

異なる一次報酬の主観的好ましさに対する共通した神経スケール

Neuroimage. 2010 Mar 20. [Epub ahead of print]
A common neural scale for the subjective pleasantness of different primary rewards.
Grabenhorst F, D'Souza AA, Parris BA, Rolls ET, Passingham RE.

異なる価値をもつ標的の間で経済的決定が行われるとき、その価値は同じスケールでなければならない。
この研究では、fMRIを用いて二つの異なる報酬の主観的好ましさが同じ神経スケールで表象されている領域を探している。
刺激は味覚刺激と手への温熱刺激を用いている。
それらの刺激の主観的好ましさは共通してVPFCと相関していた模様。
この知見は異なる種類の報酬であってもその主観的好ましさを同じスケールで表象する神経ネットワークが存在することを示している。

0 件のコメント:

コメントを投稿