2013-04-30
メチルフェニデートは脳報酬回路における側坐核の機能的結合を低下させる
Methylphenidate reduces functional connectivity of nucleus accumbens in brain reward circuit.
Psychopharmacology (Berl). 2013 Apr 19;
Authors: Ramaekers JG, Evers EA, Theunissen EL, Kuypers KP, Goulas A, Stiers P
まんま。
GWらしいが,いつもと変わらない日。
2013-04-26
前頭側頭型認知症におけるニューロイメージング
Neuroimaging in frontotemporal dementia.
Int Rev Psychiatry. 2013 Apr;25(2):221-9
Authors: Rohrer JD, Rosen HJ
れびゅー。
実験やり直しの可能性が微存,いや結構か。。
2013-04-25
年齢による安静時結合の変化: 自発的脳波とfMRI研究
Changes in resting connectivity with age: a simultaneous electroencephalogram and functional magnetic resonance imaging investigation.
Neurobiol Aging. 2013 Apr 19;
Authors: Balsters JH, O'Connell RG, Galli A, Nolan H, Greco E, Kilcullen SM, Bokde AL, Lai R, Upton N, Robertson IH
れっつこんばいーん。
早く研究的な事に取り掛かりたいのに,
事務仕事が終わらない。。
2013-04-23
fMRIのBOLD信号からの神経事象のデコーディング: 既存のアプローチと新しいアルゴリズムの発達の比較
Decoding neural events from fMRI BOLD signal: A comparison of existing approaches and development of a new algorithm.
Magn Reson Imaging. 2013 Apr 17;
Authors: Bush K, Cisler J
たいとーのみ。
2013-04-22
安静時fMRIの信頼性と一貫性における安静条件の効果: 開眼,閉眼,視点固定の比較
The effect of resting condition on resting-state fMRI reliability and consistency: A comparison between resting with eyes open, closed, and fixated.
Neuroimage. 2013 Apr 15;
Authors: Patriat R, Molloy EK, Meier TB, Kirk GR, Nair VA, Meyerand ME, Prabhakaran V, Birn RM
タイトルのみもめ。
海外+国内の連続出張も終わり,すこし落ち着いた。
偉い人はこんな日程をショッチュウこなしていて,改めてすごいと思うけふこのごろ。
2013-04-18
緩いプロポフォール鎮静と無意識における視床,脳幹,顕著性ネットワーク結合の変化
Thalamus, brainstem and salience network connectivity changes during mild propofol sedation and unconsciousness.
Brain Connect. 2013 Apr 3;
Authors: Guldenmund P, Demertzi A, Boveroux P, Boly M, Vanhaudenhuyse A, Bruno MA, Noirhomme Q, Brichant JF, Bonhomme V, Laureys S, Soddu A
タイトルのみもめ。
CNS参加してきた。
興味の持てる講演がすくなかった。
珍しく体調を崩さずに帰国。
あとは時差ボケを直さねば。
また週末はすぐに出張。
2013-04-10
安静時機能的結合における低周波摂動振幅の影響
The influence of the amplitude of low-frequency fluctuations on resting-state functional connectivity.
Front Hum Neurosci. 2013;7:118
Authors: Di X, Kim EH, Huang CC, Tsai SJ, Lin CP, Biswal BB
だいじそげ。
2013-04-09
被験者内,セッション内の一貫性による独立成分解析の検証
Testing independent component patterns by inter-subject or inter-session consistency.
Front Hum Neurosci. 2013;7:94
Authors: Hyvärinen A, Ramkumar P
もめのみ。
2013-04-05
ヒト脳の安静時及び課題ベースの機能的結合における構造的基礎
Structural foundations of resting-state and task-based functional connectivity in the human brain.
Proc Natl Acad Sci U S A. 2013 Mar 25;
Authors: Hermundstad AM, Bassett DS, Brown KS, Aminoff EM, Clewett D, Freeman S, Frithsen A, Johnson A, Tipper CM, Miller MB, Grafton ST, Carlson JM
だいじそうなのでもめもめ。
でももめのみ。
2013-04-03
2013-04-02
分散分析後の下位検定
http://www.ibaraki-kodomo.com/toukei/posthoc.html
いい解説を見つけたので記録がてら残しておく。
以下は自分に必要になりそうな部分だけ引用。
自分用メモのため,参考にする場合には上記HPを参照のこと。
******************************
5)多重比較を行う前には分散分析が必要か
「分散分析の帰無仮説は”各群の平均値は全て等しい”であり、どの群とどの群に差があるかは、多重比較を行わなければならない」というのはある意味で正しいが、「多重比較の前には分散分析を行わなければならない」は必ずしも正しくない。
一元配置分散分析はF統計量を用いているので、同時に多重比較を行うにはF統計量を用いた多重比較を行う必要がある。そうでないと、また検定の多重性が問題となってしまうのである。つまり、ANOVAでは有意差はなかったが、多重比較では有意差が出るケースが出てくる。F検定量を用いた多重比較には、Fisher PLSD,Scheffe,Games/Howellがある。F検定量を用いていない多重比較には、Tukey-kramer,Bonferrani/Dunn,Dunnetなどがある。これらは、分散分析を併用しない。
統計の参考書には、多群の検定はANOVAを使用し、有意差があれば多重比較を行うように書かれていることが多い。しかし、多群のうち2群間には差があるがその他はほぼ一様でANOVAをおこなうと有意差なしとなってしまうこともある。この場合その2群間の差に注目したくても無視されてしまう。この場合最初からTukey法やDunnett法を用いれば有意差が検出できる。つまり、ANOVAは状況によりかなり保守的となってしまうので、ある群間に注目するならばANOVAは用いず最初から多重比較(Tukey法、Dunnett法、Bonferroni法など)を適用した方がよい。
7)どの多重比較を使用すべきか
多重比較の種類は多く、どれを使用したらよいか難しいところであるが、これは専門家でも意見が統一されていないように思われる。そもそも、多重比較についてはまだまだ研究の余地がある分野のようである。
多くの中からどれを選択すべきかといっても、統計パッケージの中にあるものしか使えない者はほとんどであろうから、その中から状況にあったものを選択することになる。
有名なものは以下に記載した。
・Fisher's PLSD法、Scheffeの方法は分散分析と併用してよい(分散分析後に用いる)。
・Bonferroni法は簡便であり、かなり応用がきくが検定数が増えると有意差が出にくくなる。
・正規分布しているならば、すべての対比較をするTukey法の方が検出力がよくなる。
・コントロール群と実験群との比較にはDunnett法が有意差が出やすい。
・群間に順位が想定できればWilliams法。
・Duncan法、Student-Newman-Keuls法は用いるべきではない。
8)主な多重比較
1)Fisher's PLSD法
・F検定量を用いている。分散分析で有意な場合に用いる。
・有意差が出やすい(αエラー増大)
・各群のデータ数、分散が等しいことが仮定(データ数が等しくなくても使えるように汎用性を持たせたものもある)
・4群以上では使用してはいけない.
2)Scheffeの方法(シェフェ)
・有意差が出にくい
・適応範囲が広い
・各群のデータ数の均一性などの制限がない。正規性は必要。
・多群間のANOVAで変動が有意であった場合(F検定量を用いている)。逆にいうとScheffe 法で有意差が出ると一元配置分散分析でも有意差が出る。
3)Bonferroni 法(ボンフェローニ)
・検定全体の有意水準を検定数で割った値を有意水準とする
(例えば、群数が3つの場合には3組の検定を行うので0.05/3=0.016を有意水準とする)
・ANOVAで有意差がなくても検定できる(併用すると多重性が問題?)
・5つ以上の群にこの手法は用いない方がよい(多すぎると検出力が極端に落ちる)
4)Dunnett法(ダネット)
・コントロール群と実験群の間の多重比較法(経時的に個体を追って測定したデータには適応困難との指摘もある)
・正規性が必要。データ数は不一致でもよい。
・群間に順位が想定できればWilliams法を用いること
5)Williams法
・正規性、等分散性、データ数一致
・群の母平均値に順番が想定可能な場合(例えば、ある薬物の効果判定でコントロール群と、1から3群までに用量を順次増加させて投与した場合)
6)Tukey-Kramer法(テュキー・クレーマー)
・全ての群間の対比較
・等分散性、正規性が必要であるが、データ数は不一致でもよい(Tukey法はデータ数一致が必要)。
・検出力が高く、有意差がでやすい。
7)Games/Howell 法(ゲイムスーハウエル)
・F検定量を使用
・正規性、データ数一致、等分散性など制約がなく非常に頑健(Stat Viewでは特定の手法を望むのでなければ、この方法が有用という)。
*Dunnett法とWilliams法の違い
たとえば、高血圧患者にA,B,Cの3種の薬剤を投与し血圧の変化を、コントロールと比較する場合には Dunnett法を用いるが、ある薬剤
の投与量を3段階(低用量、中用量、高用量)に分けて投与する場合には、Williams法を適応する。Williams法は用量反応関係に単調性が
期待できる場合には、Dunnett法に比べ検出力がよくなる。
<ノンパラメトリック法>
ノンパラメトリックの多重比較法はあまりみかけないが、必要な場面が結構ある。Tukey法、Dunnett法、Williams法に相当するノンパラメトリック法がある。
パラメトリック法 | ノンパラメトリック法 |
Dunnett | Steel |
Tukey | Steel-Dwass |
Williams | Shirley-Williams |
なお、少数例(1群5例以下)のデータにはノンパラメトリック法は使用しない。同順位がなければ各群のサンプルサイズ10以上必要ともいわれている。同順位がある場合には、より多いサンプルが必要になる。
ノンパラメトリック法では、サンプルサイズが少ないと有意差がでにくくなる。。
ノンパラメトリック法で対比較を行い、Bonferroni法を適応することもできる。Bonferroni法は、有意水準を補正するだけなので、Mann-Whiteney検定などで有意水準を0.05/(比較する数)に変更すればよいから簡単である。しかし、比較する数が多くなりすぎると有意差が出にくくなるので4組くらいまでが限界であろう。
「Keyplot」は数少ない、多重比較のノンパラメトリック法を使用できるソフトである。
内的機能的結合によって評価されたヒト線条体の機構
The organization of the human striatum estimated by intrinsic functional connectivity.
J Neurophysiol. 2012 Oct;108(8):2242-63
Authors: Choi EY, Yeo BT, Buckner RL
もめのみ。
この春で身近な幾人かがポジティブな変化を迎えた。
めでたし。
自分はいつになるやら。
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